2014年7月15日に沖縄・瀬長島にオープンをした、
POSILLIPO – cucina meridionale –(ポジリポ -クッチーナ メリディオナーレ-)は、HUGEでの新しいコンセプト!
私達HUGEでは新しいコンセプト・業態などを作る時に、その食文化が根付いている現地に行ったり、世界のトレンドになっているレストランを見に行ったりして一つのお店を作っています。POSILLIPO(ポジリポ) のコンセプトは「南イタリア料理」なので、今回はお店がオープンする前の6月に、実際に南イタリアへ行って来ました!
北の方のミラノ・ローマも寄ったのですが、今回は、ナポリとシチリア・パレルモがメイン。
街の食堂から、星付きレストランまで、色々見てきました。
今回は、ナポリ偏をお届けします!
まず、店舗名になっているPOSILLIPO(ポジリポ) ですが、これはナポリにある景勝地の名前。
ナポリ湾を望む、突端にあるエリアで、とっても素敵な場所です。
著名な人の豪華な別荘も並ぶような、エリアなんですよ!
この写真▼の、先っぽの方がポジリポなんですが、ここに向かうまでの街の空気感がとっても素敵!
葉山と田園調布とか青山とかの雰囲気を足したような…うまく言えないのですが、
海沿いの、とってもクラス感のあるエリアです。
そのポジリポの先に、公園があり、そこからの眺めがとっても綺麗!
どこまでも広がる穏やかな海に囲まれた場所は、沖縄のお店のロケーションともリンクします。
実際に、POSILLIPOに行けて良かったな…って、心から思いました。
そして、ナポリの市街地では色々なイタリア料理を体感したのですが、
中でも印象的だったお店が「Da Dora」という地元な雰囲気の魚介食堂。
こんな雰囲気です!
出て来る料理はどれもシンプル。
でも、その作り込みすぎていない感じがとっても美味しい!
南イタリアらしい、料理を沢山勉強できました。
▲生のスキャンピ。シンプルに塩とオリーブオイルでいただくのですが、それだけで美味しい!
この一皿をヒントにしたポジリポのメニューが「ガンベロ・ロッソ」▼です!
生の赤海老を楽しめる一皿。是非食べてみてくださいね!
こうやって、現地で見て来た物を、自分達なりのフィルターを通して、お店で提供しています。
パスタも他のお料理も、思ってる以上に、塩がバッチリ決まっていて、
(他のお店も結構、塩味キメキメでした!南イタリア流?)
そんな点も色々勉強になりました。パスタと麺釜に入れる塩のバランスとか。
そして、人気のピッツェリアに行ったり、市場を見てみたり、
現地の空気に触れて、現地で食べられている物を実際に食べるって、とっても大切ですね。
▲ナポリの旧市街地で人気のピッツェリアSorbilloの2号店。
海沿いのパルテノペ通りにあって、満席でした!
ナポリの旧市街地を歩いてる時に発見した、Tripperia!
その名の通り、モツ専門店!
最初はお肉屋さんみたいに、内蔵を売っているお店なのかと思っていましたが…
そこで買った物を、目の前で食べて居る人が居ます。
内蔵好きとしては、これは食べなくては!!!と、言う事で、チャレンジ。
目の前で色んな種類のモツをカットしてくれます。
センマイ、トリッパ、豚足もあったなー。
レモン汁をギュッと絞って、粗塩をたっぷりふりかけただけ!
でも、全然臭みがなくてとっても美味しいんです!!!
ここで食べたトリッパをヒントに作ったメニューが、
ポジリポの500円タパスで提供している「トリッパサレ」です!
ポジリポでは、トリッパにセロリや赤タマネギなどを合わせています。美味しいですよ♪
ナポリは2度目だったのですが、やっぱりとっても良い街です。
最初は治安が悪い雰囲気が先行して苦手意識があったんですけどね…
美しいナポリ湾を囲むように街が広がっていて、
下町なので、人懐っこい人が多くて、ご飯もおいしい!
色々勉強になりました。
この後は、シチリアに移動したので、次回はシチリア・パレルモの旅行記をアップします。