世界の美味しい食べ物 | レストランバカの私が、写真とイラストで綴るシリーズ始めます。

世界中の色々なものを食べ歩いてます。

私はレストランが好きだ。
レストランと食べたいモノへの執着は人一倍、物凄い。

「パエリア食べたいから、スペインに行こう!」と、スペインへ飛んでいくくらいに食へかけている想いと行動力はかなりのもの。

そもそも、何で私みたいな「食」オタクが誕生したかと言うと、そのきっかけは、小学生の時に出た「TVチャンピオン」(懐かしい…)「小学生料理名人選手権」という企画に出演をして、料理を作る楽しさに目覚めた。自分の手で作る料理が楽しい!家で料理を作ると、母もみんなも喜ぶ。「美味しいものが作れてこんなに喜んでもらえるなんて!」と、食が生み出す喜びにハマって以来、興味の中心は常に「食」なのだ。

中学生になり、高校の進路選択ももちろん「食」で、家政科の調理専攻。短大でも食文化を学び、そのままハタチでグローバルダイニングへ就職。その後、一瞬だけカフェの店長なんかをやりながら、HUGEの立ち上げメンバーとして声をかけてもらって以来HUGEヘ参加、15年近く、大好きなレストランを作り続けている。

食の楽しさ・喜びに目覚めて以来、ずーーーーーっと「食」の世界で生きている私にとって、「食べる」ってことは、投資であり・勉強であり、一番のエンターテイメント!

この仕事をしていると、レストランで食事するとそれが「勉強してる」って褒められます。そんなこと言われる職業ってある!?こんなのサイコー!って、毎日毎日思って過ごしています。そんな、体の120%がレストラン・食で構成されている私。

美味しいものと聞けば、ニシヘヒガシヘ!
プライベートでも出張でも、日本中/世界中で沢山の美味しいものをたべてきました。世界中食べ歩いてきて、共通して言えるのは、心に残る美味しいものを出しているお店は、
お店の空気感も、働いているスタッフも、全部をひっくるめて美味しい!ということ。

不思議なもので、いい店って、同じ空気感があるんですよね。世界中どこでも同じ空気。
それは、海外の路地で食べる屋台飯でも、数万円する高級レストランでもそう。そのお店が伝えたいこと、お店の持つ”ストーリー”が伝わってくるお店に出会えると、涙が出そうになるくらい心がふるえるます。

時々、自分自身を振り返って「私は何でこんなに食べることが好きなんだろう!?」と、思います。私の身近に居る人はわかると思いますが、食べる事への執着心は異常。笑

私が「食」に関して魅力的に思うコト。それは、広い振り幅の日常・非日常を兼ね備えているから。人間が生きていく上で、避けては通れない生命活動の根本的なひとつが「食べること」ただ、生きるための栄養を取り込むためだったら、必要なものを最低限食べればいいだけですが、私たちにとってそんなカンタンな作業だけじゃないのが「食べること」で、

ライフイベントにも深い関係があって、冠婚葬祭にも必ず「食」がついてくる。一人で食べるカップラーメンも食事、勝負のデートで行くオシャレなレストランも食事。職人の技を食べる老舗の高級寿司店も一皿数百円の廻るお寿司だって、食事。

人が集まる場所には必ず「食」がある。こんなに幅広い選択肢があって、エンターテイメントとしての広がりを持っていて、しかも、生命維持に直結する「食」の奥深さと言ったら・・・!それだけ奥深いくせに「食べる」事から感じる幸せって、単純明快でダイレクト!

美味しいもの食べたら、問答無用に
「あぁ、美味しーーーー!!!」って、幸せになれますよね。
(人は美味しいものを食べている時、一番争い事から遠くなるらしい。納得。)

そんな、食べるオタクの私が、興味の赴くままに、世界各地で食べ歩いてきた中で印象に残っているお店をイラストと写真で紹介していくシリーズをスタートします。

タビとタベモノ。

シリーズ第1回目は、世界一透明な海の上で食べた、生涯忘れられないパスタの味。

▶︎世界一透明な海・イタリア・ランペドゥーサ島 の船で食べた忘れられないパスタ